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ミャンマーレポート

ビジネスは日本だけではなく、世界各国で行われている。そこで弊社海外事業部ではレポート形式にして今後日本国外でのビジネススキームをお伝えしていきます。
今回は第一回目とミャンマーの視察を報告いたします。   (現地取材;2013.8.22~8.26)

ASEAN(東南アジア諸国連合) ミャンマーが来年(2014年)議長国に決定

各国政府・企業がミャンマーで取り組むプロジェクト(予定)

・中国:ミャンマー~中国間の天然ガスパイプラインの整備


・タイ:南部ダウェーでの大規模工業地開発


・韓国:ヤンゴン近郊での新空港建設


・インド:西部シットウェーなど国境地域の開発


・日本:空港・通信などのインフラ整備

ヤンゴン近郊視察(レポート)

・ダラ地区:水田ばかりで何もない地域。今後工場などが建設される予定だがヤンゴン川に橋梁を渡すことが前提となる。まずは道路整備から電力の供給が必要である。地価は2012年から1年で10倍以上に跳ね上がっていると思われる。


・ティアル地区:橋が1本架かっていて、道路舗装幅もゆったりしている。政府誘地地区の一部には電力供給のための電柱設置等がまさに進んでいる。奥へ進むと貿易港、税関があり日本を中心とした輸入中古車がたくさん並んでいる。

・チャウンタウンビーチ:政府が所有している土地に、ホテル、コンドミニアム等が集中している。今後、ホテルの建設ラッシュになりそうな印象。

(1114)ミャンマー橋
(1104)橋_2

ヤンゴン中心地には、シュエダゴオンと呼ばれる仏塔が多く仏教徒の国のイメージが強い。発展途上国のため生活水準にも幅があるが、活気があり親日的な感情もあり治安が良く諸外国から受け入れも丁寧に感じた。
インヤー湖南側にアメリカ大使館、日本の都市銀行が集中しており、この地区だけが整備されている印象。中古日本車市場は有望だと思われる。
各地区とも空港建設、橋梁建設のためのインフラ整備(まずは道路と電力)のスピードが重要と思われる。

(1114)住宅32
(1114)誘致住まい11

いつでも外国企業の受け入れができるよう、準備も進められている様子。まずは開発技術者のための住宅や住環境が整備されているようだ。

視察後記

今回8/22〜8/26と短い滞在でしたが、ミャンマーの文化、経済事業などを視察してきていつしかこの国はアジアの中心になるのでないかと肌で感じてきました。来年議長国として行われるASEAN(東南アジア諸国連合)や日本の安倍総理大臣が最大都市のヤンゴン近郊で工業団地の開発が進む経済特区を視察するなど、経済改革を支援する姿勢を今年の5月に打ち出した※1矢先の視察でしたので余計に感じたのかもしれません。今後このミャンマーを訪れることが増えます。その際は今より更に経済成長が進んでいくことは間違いないと思います。
※1 http://news.tv-asahi.co.jp/

株式会社橘フィナンシャルグループ
代表取締役 益永 章

(1105)取材
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